排卵日前後にイライラするのはなぜ?原因や対処法は?|メデリピル

生理
更新日:2023.07.31

生理予定日まで期間があるのに、なぜかイライラする…など原因がわからない不調に悩むことはありませんか。それは、排卵にともなうホルモンバランスの変化が原因かもしれません。

この記事では、排卵日前後に起きる体調不良の原因や、症状を和らげる方法についてお伝えします。排卵日と思われる時期の不調に悩まれている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

 

■排卵日前後のイライラなどの体調不良の原因は?

排卵日とは、約1ヶ月に1回、卵巣から卵管へ卵子が放出される日をいいます。一般的な場合、生理周期が28日であれば、生理開始日から約2週間後に排卵が起こります。排卵日の前後は妊娠しやすいタイミングであり、妊娠を希望する方の中には排卵日を生理周期から算出し、把握している方も多いのではないでしょうか。しかし排卵日の前後には体調不良が起こりやすいケースもあるようです。原因をみていきましょう。

 

排卵日前後の不調はホルモンバランスが原因?

排卵日の前後に体調が悪くなるのは、急激なホルモンバランスの変化が考えられます。

生理周期は、エストロゲンとプロゲステロンといった2種類の女性ホルモンが、お互いにバランスをとりながら分泌量の変化を繰り返しています。生理が始まると、子宮内膜を厚くさせ体温を下げる働きがある「エストロゲン」の分泌量が増え、低温期に入ります。その後、排卵日を境にして、子宮内膜の厚みを維持して体温を上げる働きがある「プロゲステロン」の分泌量が増え、高温期に入ります。このように排卵日の前後はホルモンの変化が急激に起こるため、身体に負担がかかりやすく、不調を感じる方が多いといわれています。

 

排卵日特有の症状は?

排卵前後には、PMSと似たような症状が出ることがあります。どのような変化が起こりやすいのかみていきましょう。

 

・排卵痛

・排卵期出血

・イライラ

・むくみ、胸の張り

・眠気、倦怠感

 

排卵痛とは、排卵時に卵胞が破れ、流れ出した卵胞液や血液が腹膜を刺激することで起こる痛みです。下腹部にチクチクとした痛みを感じることがあります。排卵期出血は、生理とは異なる少量の性器出血です。前述したように、排卵前後はエストロゲンの分泌量が大きく変化します。この急激なエストロゲンの変動によって、一部の子宮内膜が剥がれ落ち、少量の出血が起こることがあります。

排卵日前後の不調についてより詳しく知りたい方は、こちら

■排卵日前後のイライラを和らげる方法は?

生理時に加え、排卵前後に起こるイライラなどの不調に悩む女性は多いのではないでしょうか。ここでは、そんなイライラを和らげる方法を3つ紹介します。

 

①ストレスを溜め込まない

排卵後に減少するエストロゲンは、「幸せホルモン」といわれるセロトニンの生成にかかわっています。セロトニンが不足すると、イライラしたりとメンタルが不安定になりやすい傾向があります。そのため、ストレッチや運動、アロマなど、自分に合ったストレス発散法を取り入れてみてください。

 

②生活リズムを整える

栄養バランスが偏りや睡眠不足が続いていると、ホルモンバランスの乱れを助長し生理不順になりやすかったり、イライラしやすくなります。まずは決まった時間に寝て起きる、1日3食しっかり食べるなど、排卵前後に限らないことですが、規則正しい生活を送ることが大切です。

 

③リラックスできるものを取り入れる

イライラなどのストレスにより緊張状態が続くと、交感神経が優位になり寝つきが悪くなることもあります。ストレッチなどの運動を意識的にして体や心の緊張をほぐしリラックスさせましょう。湯船にゆっくり浸かると、全身の血流を促進しリラックスしやすくなりますよ。

■排卵日前後の症状やイライラが強いときは?

心当たりがないにも関わらずイライラしてしまうと、「人に当たってしまわないか」などと不安になりますよね。ここでは、排卵前後の症状やイライラが強い場合の対応策をご紹介します。

 

医療機関を受診する

排卵日の前後に腹痛やストレスなどの精神的症状を感じやすい場合、ホルモンバランスの変化が影響している可能性が高いです。生理や排卵にかかわる不調については、婦人科や産婦人科を受診しましょう。普段から規則正しい生活を心がけていたり、セルフケアに気を使っていても改善がみられない場合、治療によっては改善が期待できる可能性があります。治療には、漢方薬やピルの処方などがあります。排卵前後に腹痛やイライラなどの気になる症状があれば、ひとりで抱え込まず、まずは相談してみてくださいね。

 

オンラインでピルの処方をしてもらう

ピルとは、2種類の女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンを少量ずつ含んだお薬です。これにより排卵を抑え、女性ホルモンがほぼ一定に保たれるため、女性ホルモンの変動によって引き起こされるPMSに加えて排卵日前後の不調も改善する効果が期待できます。ただ、ピルは継続して処方してもらう必要があるため、ハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、ピルのオンライン診療サービスです。スマホ上で診療を受けられるため、病院に行く時間がない人でも続けやすいですよ。

ピルが効果的な理由について詳しく知りたい方はこちら

 

■ピルのオンライン処方ならメデリピル!

メデリピルでは、スマホひとつで予約から診療、ピルの受け取りまでを一貫して受けることができます。低用量ピルは6種類取り扱いがあるため、ご自身の症状やライフスタイルに合わせて処方してもらうことが可能です。メデリピルの利用は、LINE公式アカウントをお友達追加することが必要になります。平日は朝10時~夜11時まで、土日祝日も予約時間が開放されているため、平日の日中に病院を受診することが難しい方も、都合の良い時間に予約を取ることができます。

 

診療はビデオ通話または音声電話を選択できるため、医師と顔を合わせることが不安な方や、カメラをオンにできない環境でも安心して診療を受けることができます。ピルを初めて服用する上で心配な副作用のリスクについても、診療の際に相談することが可能です。診療後は、最短翌日にピルをポストへお届けします。薬局へ受け取りに行くため、わざわざ予定を空けておく必要がないのも便利ですよね。排卵日前後の不調にお悩みの方は、一度オンライン診療で医師に相談してみてはいかがでしょうか。

 

■まとめ

今回は、排卵日前後の腹痛やイライラの原因や対処法についてご紹介しました。排卵日を境にホルモンバランスは大きな変化が起こるため、体調にもさまざまな不調が起きやすくなります。

体調の乱れを感じたときは、リラックスできる方法を試すなど、気分転換をして体を労わってあげてください。もし身体やイライラなどの症状が心配になったり、日常生活に支障が出るほどの不快感があるときは、婦人科や産婦人科、オンライン診療を利用してみてくださいね。

※1 初月無料は低用量ピルのみ対象となり、別途送料550円(税込)かかります

※2 低用量ピル/超低用量ピルのみ対象となります

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